ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス GUARDIANS OF THE GALAXY Vol. 2 ☆ 【BD】
2014年の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の続編で、「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」シリーズの15作目。お馴染みのメンバーに加え、カート・ラッセルやシルベスター・スタローン、ミシェル・ヨー、デビッド・ハッセルホフなども出演し、お気楽に楽しめる作品になっている。
クイル(クリス・プラット)を始めとするガーディアンズは、ソヴリンの女王アイーシャ(エリザベス・デビッキ)から依頼されたアニュラクス・バッテリー警備の任務を終え、報酬としてガモーラの妹ネビュラ(カレン・ギラン)の身柄をもらい受けてソヴリンを立ち去る。ところが、ロケット(声:ブラッドリー・クーパー)がバッテリーを盗み出していたことが発覚し、ソヴリンの大艦隊に追われることになる。大艦隊に追い詰められたガーディアンズを救ったのは生き別れになっていたクイルの父エゴ(カート・ラッセル)であり、彼の導きでクイルやガモーラ(ゾーイ・サルダナ)たちはエゴの星に向かう。一方、修理のために宇宙船に残っていたロケットやネビュラは、アイーシャに雇われたヨンドゥ(マイケル・ルーカー)たちラヴェジャーズに捕らえられてしまう。
テーマとなるのは主人公ピーター・クイル/スター・ロードの出生の秘密ということになるのだろうが、彼と彼の父親エゴとの関係以上に気になったのはガモーラとネビュラの姉妹関係。クイルはいずれにしても父親から離れていくが、ガモーラとネビュラは父サノスに対して共闘関係を結ぶことになる。「エンドゲーム」でも同様のやりとりはあったものの、ガーディアンズ内での2人の関係もまた大きなテーマになっていたように思う。また、ヨンドゥもクイルとの絆を確かめ合うことになり、全体として(異星人だらけなのに)家族映画になっているところが面白い。
1作目を見たときはその軽さに戸惑いを覚えたが、キャラクターを理解し、「エンドゲーム」を経てもいるので、冒頭のハチャメチャなソヴリンでの戦いから彼らの世界に入り込むことができた。正直、「エンドゲーム」でサノスと闘うには戦闘力不足ではないかと思ったガーディアンズも、彼らの世界では説得力十分。残酷なんだか、慈悲深いんだかよくわからないが、目がチカチカするようなCGによる戦闘シーンも楽しかった。
この作品も「ブラックパンサー」同様にMCU ART COLLECTION(Blu-ray)で購入。B4判のジャケットが邪魔ではあるが、ブルーレイ1枚だけというシンプルな中身と値段が気に入っている。iTunes などで見て手元にディスクがない作品もあるので、それらも追加購入しようかな。
作品データ
監督:ジェームズ・ガン 出演:クリス・プラット、ゾーイ・サルダナ他
製作年2017年 製作国:アメリカ
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス MCU ART COLLECTION (Blu-ray)
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