展開しすぎ!? 最後のジェダイ

スター・ウォーズ/最後のジェダイ STAR WARS: THE LAST JEDI 【iTunes】

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 2015年の「フォースの覚醒」に続く、「スター・ウォーズ」シリーズのエピソード8にあたる作品。マーク・ハミル演じるルーク・スカイウォーカーが復活したものの、レジスタンスのリーダーであるレイア姫を演じていたキャリー・フィッシャーの遺作となり、まさに世代交代を感じさせる作品となった。

レイア・オーガナ将軍(キャリー・フィッシャー)からレジスタンスの命運を託されたレイ(デイジー・リドリー)は、水の惑星に隠れ住むルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)を捜し当て救援を求めるが、修行を通じてレイにかつての弟子カイロ・レン(アダム・ドライバー)に似た危うさを感じたルークは、彼女の願いを拒絶する。一方、ファースト・オーダーに追い詰められたレジスタンスは全滅寸前となるが、敵の追跡装置を無力化することを思い立ったフィン(ジョン・ボイエガ)と整備士のローズ(ケリー・マリー・トラン)は、ポー(オスカー・アイザック)の援護を受けてメガ・スター・デストロイヤーに潜入を図る。

 「ローグ・ワン」など外伝も含めて話が膨らみすぎたせいか、主要登場人物がやけに多い。レイとカイロ・レンの対決が楽しみといっても、やはりポー・ダメロン中佐にも活躍してほしいし、フィンにも見せ場がなければならない。さらにアジア系のローズまで登場となれば日本人として応援するのは当然。もちろん、ルーク・スカイウォーカーとレイア姫にも重鎮としての役割を期待する。

 彼らを動かす動機は単純だし、一つ一つはそれほど複雑な展開ではないのだが、話があちこちに飛ぶので盛り上がったところでCMが挟まるようなもどかしさがあった。

 結局、両軍の戦いが決着を見るわけでもなく、次回作に期待をつなぐことになった。中高年ファンとしてはルーク・スカイウォーカーとレイア・オーガナの出番が終わってしまったことが残念でならない。もちろん、ハン・ソロはとっくの昔に姿を消しているので、次回作ではヨーダにレイを導いてもらうしかないかもしれない。

作品データ
監督:ライアン・ジョンソン 出演:デイジー・リドリー、アダム・ドライバー他
製作年:2017年 製作国:アメリカ





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