ダイアナに惚れた ワンダーウーマン

ワンダーウーマン WONDER WOMAN ☆ 【BD】

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 1941年に誕生したアメコミのヒーロー「ワンダーウーマン」が活躍するアクション映画。DCコミックスのヒーローが世界を共有する「DCエクステンデッド・ユニバース」シリーズでは「スーサイド・スクワッド」に続く4作目になる。3D&2Dブルーレイセットで購入し、もちろん3Dで鑑賞した。

 外の世界から隠されたセミッシラ島で育ったアマゾン族の女王ダイアナ(ガル・ガドット)は、島の近くに墜落した戦闘機からスティーブ・トレバー(クリス・パイン)を救う。アメリカ軍パイロットの彼は連合国側のスパイとしてドイツ軍が開発を進める毒ガス爆弾の情報を入手し、イギリス軍に伝えようとしていた。毒ガス爆弾による大量殺戮を阻止し、人間を戦いに駆り立てる戦いの神アレスを倒すため、ダイアナはトレバーとともに島を出てロンドンへ向かう。ロンドンに到着し、イギリス軍に毒ガス爆弾の情報を伝えたトレバーたちだったが、講和を進めようとする連合国側は警告に耳を傾けようとしない。

 由美かおるが吹替をしていたリンダ・カーター主演のTVシリーズを欠かさず見ていて、最近も輸入盤のDVD-BOXを購入しようか迷っていたほど「ワンダーウーマン」は大好きなキャラクターだったので、公開を首を長くして待っていた。待った甲斐があり、期待を裏切らない面白さで、早くも「ジャスティス・リーグ」や「ワンダーウーマン2」が見たくなってしまった。リンダ・カーターの母性を感じさせるダイアナが原体験ではあるが、ガル・ガドットの凛としたカッコよさには完全にノックアウト。映像処理の巧さもさることながら、ガル・ガドットはアクションのキレもいい。彼女の着せ替えシーンなど、プロモーションビデオのような作りも、決して物語のドラマ性やアクションの迫力を損なわず、彼女の魅力を存分に描き出している。ストーリーも複雑になりそうなところをクドクドと説明していないところがよかったし、全体のバランスが絶妙だった。唯一、戦いの神アレスを演じたのが50代のデヴィッド・シューリスで、ガル・ガドットと闘うには少し歳をとりすぎていたような気もする。

 Amazonで調べてみると、リンダ・カーター主演のTVシリーズの日本語吹替版DVD-BOXも8月に発売されているが、17,153円は高いなあ。

監督:パティ・ジェンキンス 出演:ガル・ガドット、クリス・パイン他
製作年:2017年 製作国:アメリカ


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