これなら許せる GODZILLA

GODZILLA ゴジラ ☆ 【BD】

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 「モンスターズ/地球外生命体」のギャレス・エドワーズ監督によるゴジラ映画。1998年のローランド・エメリッヒ監督によるリブートは評価が散々だったが、果敢にもアメリカ映画界は2度目のリブートに挑戦した(もっとも、製作には日本もかかわっているようだが)。

 1999年、日本の雀路羅市(?)にある原子力発電所で原因不明の事故が発生し、付近一帯は立入禁止区域となる。15年後、その原発に勤務していた父とともに立入禁止区域に足を踏み入れたフォード(アーロン・テイラー=ジョンソン)は、そこで巨大な生物ムートーを目撃する。ネバダ州で冬眠から覚めたメスを求めてアメリカ本土へ向かうムートーを追ってゴジラが姿を現し、サンフランシスコで3体の怪獣が激突する。

 ローランド・エメリッヒ版「GODZILLA」も映画としては面白かったが、ゴジラの造型には不満も残った。今回のギャレス・エドワーズ版「GODZILLA ゴジラ」もオリジナルのゴジラを愛する人々には受け入れ難いところがあるのかもしれないが、個人的には楽しめた。私自身、昭和のゴジラシリーズは「怪獣大戦争」や「怪獣総進撃」を父親に連れられて見た記憶はあるものの、ゴジラに強い思い入れがあるわけではない。しかし、平成ゴジラシリーズはほとんど映画館で見ているし、ミレニアムシリーズも「ゴジラ2000 ミレニアム」「ゴジラ×メカゴジラ」「ゴジラ FINAL WARS」を見ている。その私から見ると、ギャレス・エドワーズ版「GODZILLA ゴジラ」は日本のオリジナルに対するリスペクトも感じられ、ゴジラの造型も許容範囲。人間対ゴジラの対決ではなく、ゴジラ対ムートーという怪獣同士の戦いを描いた点もいい。何より渡辺謙演じる芹沢博士にゴジラを語らせるところが気に入った(ちなみに渡辺謙は「ゴジラ」を英語風に「ジラ」ではなく、「ゴジラ」と呼んでいた)。

 画面が暗くてゴジラの姿がよく見えないという不満は残るのの、映像にリアリティを出すためにはやむを得まい。ゴジラやムートーと米国軍との交戦シーンも、ハリウッド映画の得意とするところで、迫力がある。CGを見慣れた目には日本のミニチュアを使った特撮は子どもだましに見えてしまう(もちろん、味わいもあるが)。3Dは購入しなかったが、Blu-rayで見たい作品である。これでラストに伊福部昭の音楽を聞くことができれば言うことはなかった。

作品データ
監督:ギャレス・エドワーズ 出演:アーロン・テイラー=ジョンソン、渡辺謙、エリザベス・オルセン他
製作年:2014年 製作国:アメリカ


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