第1作目の「男たちの挽歌」は映画館で見ていないので、パンフレットを持っているのは「男たちの挽歌Ⅱ」だけ。「男たちの挽歌」は香港ノワールの方向性を決定づけ、以降の作品に多大な影響を与えた傑作だが、キャラクターが確立し、がぜん面白くなっているのは第2作かもしれない。
もちろん、衝撃という点では第1作がはるかに上回るが、第2作には「待ってました!」と思わず喝采を送りたくなる高揚感がある。
特に「亜州影帝」チョウ・ユンファ演じるケンが、双子の兄マークのコートを羽織って出陣するシーンは鳥肌が立ったほど。おなじみのテーマが映画館を出ても頭の中に鳴り響いていた。
チョウ・ユンファ、レスリー・チャンもカッコよかったが、ティ・ロンとディーン・セキのシブさもまたいい。途中で引き返すけれどもケネス・ツァンだって男気を感じさせた。男は外見や年齢ではないということを男たちに知らしめた功績は大きい。
このシリーズについて語り始めると止まらないが、この続きはまた別の機会に。
男たちの挽歌II<デジタル・リマスター版> [DVD]
ジェネオン エンタテインメント
2004-05-21
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この記事へのコメント
香港フリーク
ジャッキーチェンをいじめていたキャラと違う一面があると思います。
また印象に残ったシーンではチョウユンファが爆発に巻き込まれるところでコートの中にダイナマイトや手榴弾がくくりつけられていて驚くシーンです。
ジャッキーチェンの映画にもこんなシーンがあったかな・・・